当館で展示している蓄音器をご紹介
音を録音し、再生を可能にした画期的大発明が蓄音機です。初期は音楽再生機器としては音質が悪く、オルゴールなどに遅れをとりましたが、だんだんと品質や生産性が向上してシェアを拡大。マイクと真空管を使って電気録音するようになると音質が劇的に向上し、世界的に普及しました。
※当館ではレコードプレイヤー(電気蓄音器)より前の時代のものを蓄音器と呼んでおります
蓄音器の歴史

オルゴール・自動演奏楽器・蓄音器の歴史のページをご覧ください。
蓄音機の原理
蓄音機は糸電話に似ています。糸が蓄音機の針に当たります。糸電話の糸が紙コップを震わせて音を伝えるように、針の振動がラッパの元に付けられた振動板をふるわせて、音を出します。
紙コップがラッパになり、振動も大きくなったので耳元でなくても聴くことが出来ました。
更に、糸電話の糸の途中に、音の振動を記録する箱をつなげ、時間をおいて聴けるようにしたのです。
蓄音器のリスト
エジソンが発明した初期の蝋管蓄音器は音質が悪く、音楽再生機器としては未発達でした。その後、ベルリナーの発明したレコード型蓄音器やベル研究所の真空管録音など、技術の発達により生産性や音質が向上し、音楽再生機器としての地位を確立しました。

蓄音器の紹介
……などなど(他にも展示しております)
蓄音機用の記録媒体
蝋管
蝋を塗った円筒。初期の蓄音器に使われました。 エジソンは音楽を聞くためではなく、盲人を助けたり、情報を伝えたり、保存するために蓄音器を発明したため、音質はあまり良くありませんでした。録音時に刻まれた凹凸を針で読みとり、再生します。

レコード
一般的にレコードと呼ばれるのはこのタイプの媒体です。ベルリナーによって円盤を使った蓄音器が発明され、世界的に普及しました。垂直ではなく、水平に音の振動が刻まれています。それにより溝が一定になり、音質が上がりました。また、複製も蝋管より容易で、更に両面を使ったりも出来ました。エジソンは蓄音器の発明者ですが、蓄音器で成功したのはベルリナーでした。

色付きレコード
色の付いたレコードです。

ピクチャレコード
真っ黒な円盤に写真やイラストなどを描かれたレコードも販売されました。

レコード針やその道具
レコード針
竹針(左)、鉄針(中) 、サボテン針(右)。当館ではレコードを傷めにくい竹針を使用しています。

道具
竹針カッター(左) 、サボテン針削り器(右)。丸くなった先を尖らせて、再び針を使えるようにします。

ケース
鉄針のケース(左三個)、竹針のケース(右二個)。お洒落な塗装がされています。

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